金曜日, 5月 21, 2021

FT8用のオーディオインターフェースを Sound Blaster G3に変更

 TS-940Sのホーンパッチ用OUT端子はライン出力なので、レベルを下げてUSB DACのマイクへ入力していました。Sound Blaster G3にはマイクとライン入力があるので、これに変えてライン入力を使うようにしました。これでラインのプロパティでAFレベルの設定が可能になります。マイク入力への過大入力でAFの高調波が発生するのを防ぐことが目的ですが、ライン入力にも入力保護回路は入っているはずなので、ワイドグラフが赤くなり過ぎないように注意が必要です。

4月末から使用開始してますが、一度だけノートパソコンのスピーカーからFT8の変調音が出てびっくりした事があります。多分、休止から再起動後のためだと思うので、以後は「チューン」をクリックしてVOXで送信する事を確認後にCallするようにしました。

土曜日, 4月 17, 2021

FT8でパソコンの一般警告音(ding)を送信

 FT8を受信していたら、パソコンの警告音が聞こえてきました。誰か設定を間違っているようです。最近の無線機には送信モニターが付いていないらしいので気付いていないんだろうな。


TS-940SのMONIスイッチ
送信信号をモニタすることができます

Windows10のシステム設定でアプリ毎のサウンド入出力を設定可能です。




月曜日, 4月 05, 2021

Audacity 3.0.0 でFT8の変調音を録音・・・ freezes ??

 FT8の変調音を録音してスペアナで解析してみることにしました。当初はAudacityのV2.4.1で録音していましたが、V3.0.0が出ているので乗り換えました。最初はサブPCでV3.0.0の動作を確認して異常無いみたいなので、メインのPCにインストールです。最初は問題なく録音出来ていたのですが、保存のためにファイル名を入力したりマウスのスクロールボタンを触ると以後の操作を受け付けなくなりました。原因が分からず、あちこちとググっていたら、窓の杜にfriezeが発生する時は環境設定で日本語から英語に変更すると回避出来るようだとの情報有り。ところが私の環境では回避出来ません。旧バージョンに戻すとフリーズは再現しません。やっぱり、V3.0.0の問題みたいだけど?

更にググっていたら Audacity Bugzilla を見つけた。ここには日本語環境で再現したが、Windowsの全てのアップデートを行うとフリーズしないとの情報有り。更にV2.4.2でも環境に因っては再現するので、V3.0.0の問題では無いと断定してあります。解決策として下記のリンクが書かれていました。

You might have issues on Windows 10, version 20H2 and Windows 10, version 2004 when using some Microsoft IMEs

最新版にアップデートしていたはずと確認してみると、オプションの品質更新プログラム(KB5000842)が未実施でした。これを実施して試してみると、V3.0.0でもフリーズしません。と言うことでWindows 10側の問題でした。
※最初にAudacityをインストールしたPCでは(KB5000842)を適用しなくても問題なくV3.0.0が使えています。この不具合には何か他の複数の要因がありそうです。
※メインPCでまたフリーズ発生。それと内蔵サウンドで音が出ない現象発生。Bluetoothのスピーカーには音が出ます。原因不明なので サウンドの詳細オプションでミュートになってただけでした。

古いバージョンのAudacityはココからダウンロード可能です。※参照

早速、変調音を録音し、FT8の受信タイミングに合わせて再生してみると、「CQ JH6KTZ PM53」が復調出来ました。あとは再生レベルやTxを色々と変化させて後日確認予定です。


月曜日, 3月 29, 2021

reporting a problem with one of your eQSL log entries

 FT8のQSOについて、ログに見つからないからeQSLのOutBoxを確認して欲しいとのメールが届きました。OutBoxを見ても問題は見つからないので、JTDXのログを確認してみました。OutBoxには下記の様に「Rejected!」なってます。

eQSL OutBox: Rejected!

JTDXのログファイルは”%LOCALAPPDATA%/JTDX”にあり、月毎のテキストファイルになっています。今回は3月なので、"202103_ALL.TXT"です。すべてを見るのは大変なので、相手局のコールサインで該当行を下記の様に抽出します。

  1. Windows10の検索ボックスに"cmd"と入力し、コマンドプロンプトを起動
  2. "cd %LOCALAPPDATA%/JTDX”と入力し、カレントディレクトリを変更
  3. 'find "callsign" 202103_ALL.TXT > callsign.txt'
  4. これでカレントディレクトリに"callsign.txt"が作成されます。
  5. ※callsignには実際の相手コールサインを入力します。
下記は該当部分のテキストファイルです。※行頭に行番号を付けています。
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20210328_072515  -8  0.1 2535 ~ CQ ZL100RSC
20210328_072539.296(0)  Transmitting 14.074 MHz  FT8:  ZL100RSC JH6KTZ -08                
20210328_072545  -6  0.2 2535 ~ CQ ZL100RSC
20210328_072600.172(0)  Transmitting 14.074 MHz  FT8:  ZL100RSC JH6KTZ -06                
20210328_072615  -8  0.2 2535 ~ CQ ZL100RSC
20210328_072630.260(0)  Transmitting 14.074 MHz  FT8:  ZL100RSC JH6KTZ -08                
20210328_072645  -6  0.2 2534 ~ JH6KTZ ZL100RSC R-19
20210328_072700.117(0)  Transmitting 14.074 MHz  FT8:  ZL100RSC JH6KTZ RR73               
20210328_072700.225(0)  QSO logged: ZL100RSC
20210328_072715  -6  0.2 2534 ~ JH6KTZ ZL100RSC R-19
20210328_072730.222(0)  Transmitting 14.074 MHz  FT8:  ZL100RSC JH6KTZ RR73               
20210328_072745  -5  0.2 2535 ~ JH6KTZ ZL100RSC R-19
20210328_072800.133(0)  Transmitting 14.074 MHz  FT8:  ZL100RSC JH6KTZ RR73               
20210328_072815  -6  0.2 2534 ~ CQ ZL100RSC
20210328_072830.156(0)  Transmitting 14.074 MHz  FT8:  ZL100RSC JH6KTZ RR73               
20210328_072845  -7  0.2 2533 ~ JS3OSI ZL100RSC -17
20210328_072908.946(0)  QSO logged: ZL100RSC
20210328_072915  -5  0.2 2532 ~ JS3OSI ZL100RSC RR73
20210328_072930 -16  0.4  633 ~ ZL100RSC JA5CDL -13
20210328_072945  -5  0.2 2531 ~ JE1JIM ZL100RSC R-10
20210328_073015  -9  0.2 2530 ~ JE1JIM ZL100RSC 73

  1. 5行目のCQに対して、6行目で"-08"を送信
  2. 7行目で相手局は"R-19"で応答。この時点で相手にレポート"-08"が届いてます。
  3. 8行目で"R-19"を受信した事を意味する"RR73"を送信。ここで交信確立。
  4. 10行目相手は"RR73"を受信出来なかったので、"R-19"を再送信。
  5. 11行目で"R-19"を再受信したので、"RR73"を再送信。
  6. 12行目で相手は"RR73"を受信出来なかったので、"R-19"を再送信。
  7. 13行目で"R-19"を再受信したので、"RR73"を再送信。
  8. 14行目のCQで相手局が"RR73"を受信出来たと私は判断した。
  9. 相手局は"R-19"を3回送信したが"RR73"を受信出来ないので継続不可と判断し打ち切ったかも知れないが、これを私が知る由も無い。
  10. 16行目以降、相手局は次のQSOに移行。
当方は、相手局が"R-19"を送信している間は"RR73"を再送信し続けます。相手局が"73"を送信、もしくは次のQSOに移行したら"RR73"を受信出来たと判断します。但し、相手局の信号が受信出来ない等で継続は無理だと判断したら手動で送信を止めます。手動で送信を中断した時は交信状況を判断して手動で「ログに記録」します。相手からのレポートを受信した後に、こちらからのレポートを送信したら交信確立で良いのか、それを受取ったとの確認まで必要かの判断は人それぞれかも知れません。例えばSSBのコンテストでコンテストナンバーを送った後に再送要求されずに QRZ? や CQコンテストを受信すればコレクトしたと判断しますよね。
今回は3回"RR73"を送信後にCQを受信した事は下記画像でも分かります。相手局の画面ではレポートを3回送ったけど、受け取ったとの返事が返って来ない。たぶん受け取っただろうと判断するか、受け取ったとの返事が無いので交信不成立とするか、それは相手局次第なのかも。"-08"のレポートから私の受信状況は良好と判断して欲しかったです。

QSO時のスクリーンショットを記録していたので下記に記します。
交信時のスクリーンキャプチャー


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WSJTUser's Guide and Reference Manualをダウンロード出来ます。この10頁にOperating with WSJTがあります。これを一部引用します。※ここではRRRと書いてありますが、私はRR73と同様と理解しています。
Operating with WSJT
By longstanding tradition, a minimal valid QSO requires the exchange of callsigns, a signal report or some other information, and acknowledgments. WSJT is designed to facilitate making such minimal QSOs under difficult conditions, and the process can be made easier if you follow standard operating practices. The recommended procedure is as follows:
1. If you have received less than both calls from the other station, send both calls.
2. If you have received both calls, send both calls and a signal report.
3. If you have received both calls and a report, send R plus your signal report.
4. If you have received R plus signal report, send RRR.
5. If you have received RRR — that is, a definite acknowledgment of all of your information — the QSO is “officially” complete. However, the other station may not know this, so it is conventional to send 73s (or some other conversational information) to signify that you are done.
Slightly different procedures may be used in different parts of the world, or in the different operating modes. Typing the F5 key will cause WSJT to pop up a screen that reminds you of the recommended procedures.

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メールにはOutBoxのログエントリを削除するか、同意出来ない場合はメールを送信するように書いてありました。私としてはQSOが確立していると思うので、前記のログをメールに転記して送りました。さて、返信は返ってくるでしょうか?

ZL100RSC - Christchurch - New Zealand

Radio Amateurs members of Christchurch Amateur Radio Club will be active with special call ZL100RSC from Christchurch, New Zealand, celebrating 100th anniversary of Radio Club.



火曜日, 3月 16, 2021

SWLからレポートが届いた時の処置

 偶に、SWLから受信レポートが届きます。その都度、eQSLでの処置をググってやってるので、今回画面をキャプチャーして、その方法を記録してみました。

1.InBoxの緑のConfirmボタンをクリックします。

InBox

2.RST欄は"599"になっているので、これを"000"と書き換えます。
※RST欄は空白にする方も居るようです。
EDIT FORM1

3.Log/OutBoxから時間と交信相手を記入し、"Create Confirmation eQSL"をクリックします。
EDIT FORM2

4.カードを作成した事をメールで通知するかどうかを選択します。
Notify


5.Log/OutBoxでログが作成されたことを確認します。左のEdit釦をクリックすると、ログの修正と作成したカードを確認出来ます。
Click to View or Edit

6.”Display as Card”をクリックすると、作成した自分のカードを確認出来ます。
Display as Card

7.SWL宛てに作成したカードです。
SWL宛てに作成したカードを確認











日曜日, 3月 14, 2021

オーディオインターフェースをBSHSAU01BKに変更

 サウンドブラスター(SB-PLAY3)を別の用途に使うために外し、BuffaloのBSHSAU01BKを使う様に設定し直しました。以前に購入していた物なので古いモデルです。抵抗入りのオーディオケーブルの代わりにヘッドホン 延長 ケーブル【ボリューム調節 ダイヤル付き】を入れてマイクの入力レベルを調整出来る様にしました。

BSHSAU01BK


金曜日, 3月 12, 2021

TS-940Sの保証認定書

 古い免許状を見ていたら、JARLの保証認定書が出てきました。昭和61年と言うことは、1986年です。たぶん無線機自体の購入は940が発売開始の1985年だったみたいです。当初は100Wの固定局で使ってましたが、再免許をし忘れて失効してしまいました。その後、移動局の新スプリアス規格への対応の際に50Wで再度申請し使用しています。無線機のパワーが出なくなった時とPLLのアンロックで2回メーカー修理をしましたが、未だ現役で使用中です。ケンウッドさんは古い無線機でも修理して頂けるので長く使えてます。



 
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2021.07.18 ブログタイトルを変更
BS朝日の「昭和のクルマといつまでも」をオマージュしてブログタイトルを変更しました。

I worked with YC0ASO, not YC1EBM.

 ログに載ってないeQSLが届きました。 InBox: YC1EBM 該当日時のOutBoxを見てみると下記のとおりです。 OutBox: YC0ASO Archived を見てみると既に受領済みでした。 Archived:   YC0ASO eQSLで  YC1EBM と Y...